SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)は、より上質なサウンドを、高いコストパフォーマンスで提供、仕事から遊びまで、”音とヒトのかかわりを心地よく” をコンセプトに、私たち城下工業が、製品企画から開発、製造、販売、カスタマーサービスまで、すべて日本国内でおこなっている”MADE IN JAPAN”のオーディオブランドです。


SOUND WARRIORは様々な業務用機器の開発・製造で培ったノウハウを活かして誕生しました。ここでは、その歩みをご紹介します。

1960年代

電線が繋げたサウンドウォーリアへの道!

1966年製糸事業と電線事業を統合、城下工業株式会社に。当時の電線納入先(米国教育音響機器メーカー)だったことから、ヘッドホン、レコードプレイヤーなどのオーディオ機器の生産がはじまり、のちのサウンドウォーリアシリーズに繋がることに。

最初に生産したのは、6連ヘッドホン!

一度に6人が同じ教材を聞くことができる、といった教育機器でした。これはヘッドホン6台が専用木箱に入っており、蓋をあけると、その箱の中央にある分配器にもとの入力ソースを送ると、6台のヘッドホンで聞くことができました。
設計は発注元企業であったものの、その図面から実製品へ落とし込むという作業は、発注元の様々な要望に技術対応するため、自社設計ができる力が養われていきます。

1970年代

オイルショックがきっかけで、音響機器全般の製造へ拡大

1970年のオイルショックの影響もあり、輸出に依存しないために、国内大手音響メーカーとも契約。米国向け輸出用教育音響機器を手がけたキャリアを生かして、国内でもヘッドホン、マイク付きヘッドホン、カセットテープレコーダー、CDプレイヤー、ワイヤレス拡声機器、 更に、LL教室やコンピューター教室システムなどへと製造の幅を広げました。

1980年代

さらに80年代後半から、ホール音響、放送局・スタジオ、などの業務用音響機器生産も始まり、各種アンプ類などのオーディオ分野も手掛け、大手音響メーカーへの供給が増加、当社売上70%以上を占める規模に。技術陣も増強し、必然的に、自社開発の地力がつくことになったのです。

1990年代

記念すべき最初の自社ブランド製品は
ヘッドホンのTR-01

OEM,ODMで豊富な生産実績を誇ってきたヘッドセットから、最初の自社商品のヘッドホンTR-01が生まれました。当初は、知人の伝をたよってレコーディングスタジオで使用して意見をもらうことからスタート。スタジオを利用したアーティスト、エンジニアにおおむね好評価をえて、徐々に口コミがひろがっていきます。

またいろんなユーザーからのフィードバックを反映し、TR-03までバージョンアップしたとき、いまの音と耐久性ならば、CDショップの試聴用に使えるかもしれないと考え、渋谷のTSUTAYAに、CD試聴用のヘッドホンとして提案に。運良く当時の担当者に気にいっていただき、店舗内CD試聴用ヘッドホンとして30台ほど設置が決まりました。以後一年間、あれだけの人が訪れる場所でありながら、ほとんど交換せずに機能した(イヤーパッドすら破れなかった)ことが口コミで広まり、HMVオリジナルヘッドホンの発注を受けたりと弊社ヘッドホン事業が走りはじめました。

2000年代

21世紀にむけ初の自社オーディオブランド、
SoundWarriorシリーズをリリース

RoadWarriorとヘッドホンが順調に売上をのばしたことをふまえ、満を持して2003年に、自社の技術力を結集して最初のオーディオアンプをリリース。それが、真空管をつかったSW-T10です。良い音をリーズナブルにというコンセプトから、販売も流通コストを最小限に抑えられる通販だけとしたことで39800円と、従来の真空管アンプの常識を覆すほどの価格を実現。シリーズとして、CDユニット付きモデルや、より出力の大きな機種などもリリースし、宣伝などをせずに7年間で、3000台以上を販売しました。販売終了した今も、長くお使いいただいているお客様からの修繕の以来はつづいており、誠に感謝しております。

SoundWarriorからのODM商品、そしてODM商品からSoundWarriorへのフィードバックという流れからの新製品

2005年以降、コンシュマーオーディオ事業で幾つかOEM・ODM先を開拓し、ハイエンド系商品も手掛けはじめ、少しずつではあるけれど事業化が進みはじめます。他社からいろいろなご要望をいただきOEM・ODM商品供給を進めていくことで、だいぶコンシュマーオーディオ市場全体像を把握できつつありました。デジタル系のオーディオ処理の先端技術もいろいろと実験開発できることで、新しい自社製品の姿が見え始めます。

2010年代

2013年、デジタル技術を駆使したSoundWarriorデスクトップシリーズ登場

2010年に生産終了した真空管アンプにかわるものとして「良い音をリーズナブルに」はキープコンセプトのまま、ODM事業をとおして養った最新のデジタル技術を形にしたいという思いからうまれたのが、SoundWarriorデスクトップシリーズです。さらにここには、真空管アンプの実績とノウハウもリユースして、ハイブリッドの製品もリリースしました。

2020年代

創業100周年を迎えるにあたって、社会のさまざまな変化に柔軟に対応をしつつも、いままでのモノづくりへのこだわりは変わらずつらぬいて、さらなる製品開発の歩みをすすめ新製品をリリースしていく予定です。
また、今まで以上にSoundWarriorファンのみなさまを大切にしたオンラインサービスも準備しておりますので、ご期待ください!

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