Vacuum Tube Pre-Main Amplifier
真空管プリメインアンプ
五極管接続カスケード負帰還A級シングル
真空管アンプを試してみたかった、そんな方にお奨めの真空管アンプ入門機。
SW-T20は、SW-T10をベースに、コンパクトなままもう少しパワーが欲しいというご要望から生まれました。
SW-T10と同様に12AX7一本と6BQ5二本の真空管を採用し、五極管接続、カソード負帰還回路、A級シングルアンプの構成で、3.2W×2の出力が得られます。
SW-T10と比較して、引き締まった躍動感を表現するキャラクターを追及しています。
以前から真空管アンプをお使いの皆さまには馴染みやすい、より真空管らしい音を奏でるモデルです。
製品の特徴
レコードや携帯オーディオ機器も接続できる
豊富な入出力端子
入力系統として、フォノ入力(Phono(MM))を含む3入力を用意しています。また、フロント面側には携帯オーディオ機器などを手軽に接続できるよう、3Pステレオミニジャックが用意されています。 出力端子はMD等録音機器への出力と、サブウーファーへの出力(ボリューム連動による出力)が切り替え可能で(SW-T20は2つの出力が独立しています)、同シリーズのスピーカーシステム SW-S25 + SW-W20 を接続した2.1chによるリアルなサウンドをお楽しみいただけます。また、ヘッドホン端子としてステレオミニジャックも用意されています。 真空管ヘッドホンアンプとしてのご利用も楽しみの一つです。
音場補正用のトーンコントロール回路とスキップSW
トーンコントロールは高域(High)や低域(Low)を調整するための音響フィルターで、使い方によっては大きな効果が得られます。本シリーズでは、音場補正用のシェルビング特性回路を採用し、機器の置かれた環境(音場)や音量に応じて最良の調整ができ、素晴らしい音楽が楽しめます。 更に、トーンコントロール回路そのものをスキップする ON/OFF スイッチを設けました。どんなに素晴らしい回路でも信号が幾つかの回路を経由すればその分音の鮮度が落ちるのも事実です。このスキップスイッチで、より音源に近いストレートな音をお楽しみいただけます。
サポート
こちらの製品に関するサポート情報は下記ページをご覧ください
仕様
電源電圧 | AC100V 50/60Hz |
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消費電力 | 45W |
最大スピーカー出力 | 3.2W × 2(1kHz、歪率10%) |
スピーカーインピーダンス | 6Ω以上(6~8Ω推奨) |
ヘッドフォン出力 | 40~100Ω適合 |
スピーカー出力周波数特性 | 20Hz~20kHz(0db,-2db) |
録音出力周波数特性 | 20Hz~20kHz(±1db) |
使用真空管 | 6BQ5 × 2本、12AX7 × 1本 |
トーンコントロール | OFF/ON(シェルビング特性) High(CuttOff 3kHz)±12db可変Low(CuttOff 100Hz)±12db可変 |
出力端子 | ① Rec(録音再生機器用) ② SUB OUT(サブウーファー用) ※①、②独立 |
入力端子 | ① Phono(MM:RIAA特性)/AUX1 ※裏面スライドスイッチによる切り替え ② CD(CD,DVDなどの再生機器)、AUX2(携帯機器、全面φ3.5mmステレオミニジャック挿入時有効) ③ MD(MD、カセットデッキなど録音再生機) |
サイズ | 200(W)× 115(H)×300(D)mm |
重量 | 3.7kg |
付属品 | オーディオミニケーブル(φ3.5mm・1.5m) |