Tube-buffered Power Amplifier
真空管バッファ付D級パワーアンプ
真空管プリメインアンプ「SW-T10」発売以来、お陰さまでSound Warriorといえば真空管アンプのブランドといわれるようになりました。
しかし、本シリーズではあえて真空管を使うことにこだわったわけではありませんでした。
ただ、真空管が醸し出す暖かく芳醇なアナログオーディオの感性は、どうしても譲れないデバイスとして真空管を浮上させました。 つまり、どうしてもディジタルアンプだけでは表現できない何かが真空管にはあるのです。
本シリーズではこの小さな筐体の中である程度の音量を実現しなければならないという課題を前に、アナログとディジタルの融合によるハイブリッド構成は必然の選択となっていきました。
ただ小さくてある程度の音量を稼げばいいといった安易な選択ではなく、「SWD-TA10」は私達が音楽性を追求しこだわり抜いた、アナログとディジタルのハイブリッドアンプなのです。
製品の特徴
真空管という選択肢
真空管は数十年前のデバイスで、既に一般の電子機器では姿を消して久しいデバイスです。本シリーズはハイレゾ音源再生という最先端ディジタル技術を駆使しましが、やはり音づくりの一番重要な部分には真空管を選択することにしました。やはり良いものは良い。譲れないものは譲れない。真空管が醸し出す人の心に訴えかけるものを感じてください。
ハイブリッドが未来を切り開く
省スペースの中で求められる音量を実現する。ただ音量だけを求めるのではなく、そこに音楽性豊かな音の世界を展開する。そんなニーズに対しての当社の結論は、アナログの極み真空管と省スペースでパワーの得られるD級アンプの融合というハイブリッド構成でした。当社の新旧技術が融合したカタチがこの「SWD-TA10」に結実しました。
本機専用トランスを使ったヘッドホンアンプ
本機はヘッドホンアンプにも一切手を抜いていません。ヘッドホンとのインピーダンスマッチングのため、本機専用に巻いた出力トランスを使い音づくりをしています。これらの技術も弊社が永年培ったアナログ技術の結晶です。
使い手側の立場に立って
デスクトップオーディオの場合、スピーカーの選択は悩ましいところです。本機は一般のスピーカーはもちろん、アクティブ・スピーカーも想定しています。ActiveSpeaker端子は真空管バッファアンプを通過後の信号を出力していますので、パワードスピーカーで真空管の雰囲気を味わえます。更に、スピーカー端子に一般のスピーカーを接続、ActiveSpeaker端子にスーパーウーファを接続するなど、様々な構成を想定しています。
サポート
こちらの製品に関するサポート情報は下記ページをご覧ください
仕様
構成 | プリ段:真空管12AU7…1本、パワー段:D級アンプ…15W×2 |
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入力 | アナログ入力(LINE入力:RCA L、R) |
出力 | スピーカー出力 ヘッドホン出力(真空管通過 D級アンプ出力後=φ3.5 Stereo Mini) パワードスピーカー用出力(真空管通過後=φ3.5 Stereo Mini) |
電源 | DC15V(ACアダプター) |
サイズ、重量 | W146mm×H40mm×D165mm(突起物含まず)、約0.85kg |
価格(税込) | 53,900円(メーカー標準価格) |
付属品 | 六角レンチ、縦置用パネルシート、ゴム足、取扱説明書 |
製品のご購入
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