【SWD-UA1】Nintendo Switchとの接続

Nintendo SwitchとDAC内蔵デジタルアンプを接続して楽しもう。

SWD-UA1は、ファームウェア更新によって「USB Audio Class設定機能 ※1」が追加されています。これにより、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」とSWD-UA1をUSBケーブルで接続して、Switchでプレイするゲームの音声をSWD-UA1を通してお楽しみいただくことが可能になりました。ここでは、SWD-UA1とNintendo Switchとの接続方法についてご紹介させていただきます。
※1「USB Audio Class」規格のバージョンUAC 2.0↔UAC 1.0を切り替える機能。
※2 2025年8月現在、Switch 2につきましては動作確認ができておりません。

USB Audio Class設定を変更する


SWD-UA1は初期設定でUAC 2.0に設定されています。Nintendo SwitchとSWD-UA1をUSB接続して使用する場合は、UAC 1.0に切り替える必要があります。UAC 2.0のままでは音声が出力されませんのでご注意ください。なお、音声は2ch出力となります。
※UAC 1.0設定時の出力は最大48kHz / 16bitとなります。パソコンなどでハイレゾ音源を再生する際には、設定をUAC 2.0に戻してご使用ください。

■ファームウェアバージョンの確認
ファームウェアバージョンにより、「USB Audio Class設定機能」の非対応製品と、対応製品がございます。
・Ver.1.0~1.3まで→非対応 
・Ver.1.4、1.5、1.6、2.0、2.1、2.2→対応

■確認方法:SWD-UA1本体の電源をONにすると、ディスプレイに「SOUND WARRIOR」ロゴが表示されます。その後、型番:SWD-UA1と合わせて表示される「Ver.〇.〇」がお使いの製品のファームウェアバージョンを表します。
※「Ver. 1.0、1.1、1.2、1.3」のSWD-UA1をお使いで、本機能をご使用されたいというお客様は「お問い合わせフォーム」より『SWD-UA1ファームウエアバージョンのアップデート』についてご連絡ください。
※本機能は2025年7月現在、当社での検証でご使用可能であることを確認しておりますが、Nintendo Switchと接続した状態での動作を保証するものではございません。またSwitch本体のアップデート等で使用不可となる可能性もございますことを予めご了承ください。

【USB Audio Class設定の手順】

1)付属するACアダプターをSWD-UA1本体に接続し、コンセントに差し込みます。
2)SWD-UA1本体の電源ボタンを押してONにします。

3)SWD-UA1本体の「DISP」ボタンを2秒以上長押しして、各種設定モードを立ち上げます。
4)「DISP」ボタンを短く押すたびに設定メニューが切り替わります。ここでは「DISP」ボタンを7回押して「Setting UAC」メニューをディスプレイに表示してください。

5)「Setting UAC」の下部に現在設定されているバージョンが表示されます。初期設定はUAC 2.0になっていますので、本体ボリュームツマミを右に回してUAC 1.0に切り替えてください。
6)「UAC Setting」メニューでバージョンをUAC 1.0に設定したら、「DISP」ボタンを押して設定メニューを終了します。
以上でSWD-UA1の「USB Audio Class設定」は完了です。

Nintendo Switchとの接続

Nintendo Switchと接続する方法としては、「USB端子」を利用した以下の2通りがございます。接続にはUSBケーブルが必要ですので別途ご用意ください。

1.Nintendo Switch本体の画面でゲームをプレイする場合:Nintendo Switch「本体」と接続します。
使用するケーブルはUSB 2.0対応Type-C – Type-Bケーブルです。
2.テレビや外部モニターと接続してゲームをプレイする場合:Nintendo Switch「ドック」と接続します。
使用するケーブルはUSB 2.0対応Type-A – Type-Bケーブルです。

以下に、それぞれの接続方法を画像付きでご紹介します。

【1.Nintendo Switch本体との接続方法】

Type-C – Type-Bケーブルで接続

1)SWD-UA1背面のUSB入力端子に、USBケーブルの「Type-B端子」を接続します。

2)次に、Switch本体下部のUSB出力端子に、USBケーブルの「Type-C端子」を接続します。
Switch本体とSWD-UA1の接続はこれで完了です。

さらに高い解像度で楽しむためにはイヤホンやヘッドホンの選択も重要です。ヘッドホンを使用することで没入感が高まり、SWD-UA1を通してNintendo Switchのゲームをより高音質でお楽しみいただけます。今まで気づかなかった音まで繊細に描き出され、より豊かで臨場感あふれるゲーム体験をお楽しみいただけることでしょう。

こちらの写真でご紹介しているヘッドホンは、音をより細かく聞く目的のモニタリングヘッドホン「SW-HP10s」です。使用ユニットが同じでマイク付きのヘッドセット「SW-HS10」もございます。
▶モニタリングヘッドホンSW-HP10sはこちら
▶音楽も楽しめるヘッドセットSW-HS10はこちら

【2.Switchドックと接続する – TV・モニター使用時】

Type A – Type Bケーブルで接続。

1)SWD-UA1背面のUSB入力端子に、USBケーブルの「Type-B端子」を接続します。

2)SwitchドックにはUSB Type-A端子が3つあり、いずれも使用可能です。USBケーブルの「Type-A端子」をSwitchドックのいずれかの端子に接続してください。

ESS社製DACチップ「ES9016K2M」を搭載したSWD-UA1は、スピーカーやサブウーファーとも接続できるので、より迫力のある低音再生やお好みに応じた音響環境を手軽に楽しむことができます。

USB Audio Classとは…

USB接続のオーディオ機器を扱うための規格です。具体的には、USBデバイスがオーディオ信号をどのように送受信するかを定義しており、主にUAC 1.0とUAC 2.0の2つが使われています。

USB Audio Class 1.0(UAC1.0):
USB Full Speed(最大12Mbps)に準拠したオーディオ規格で、主にステレオ音声の48kHz/16bit、実装によっては96kHz/24bitまでの再生が可能です。標準ドライバでサポートされているため、通常は追加のドライバをインストールせずに使用できます。

USB Audio Class 2.0(UAC 2.0):
USB 2.0の高速転送モード(High Speed: 480Mbps)を前提としたオーディオ規格で、192kHz/24bitを超える高音質フォーマットやマルチチャンネル音声に対応しています。 MacおよびLinuxでは標準対応、Windowsは10以降でUAC 2.0に標準対応していますが、ASIOや独自機能を使用する場合はメーカー提供のドライバーが必要になります。
SWD- UA1のWindows用ドライバーはこちらからダウンロードできます。

※Nintendo Switchは任天堂の商標です。

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